LGBT向けのマッチングチャットアプリ「ナインモンスターズ」で出会った気の合う友達

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これはゲイ向けのアプリを始めて少し経った時の話です。

もともとこのアプリ自体は少し前から使用していました。

電話の機能が少し前についたのですが、なかなかアプリで電話をするということが慣れなかったので、少し勿体無いなと思いつつも、この機能は使用してませんでした。

しかしながら、とある子とすごく仲良くなってガラリと状況は変わりました。

趣味の合う相手と出会い、交流を始める

関東地方に住んでいる人とやりとりをするようになりました。

その子は見た目はすごく可愛らしくてモテそうな見た目で趣味もとてもおしゃれでした。

自分と趣味が合うように場面も多くて、例えば洋服であったりショッピングであったりと話が合うことが多いので、やりとりをしたいと思ってこちらからアプローチをしてやりとりが始まりました。

やりとりをお互いにすると、電話できるようになるというシステムがこのアプリにはありました。

しかし、やりとりはしていたもののなかなか電話までは至らずにそのままやりとりは進行してLINEを交換するまではいかなかったのですが、すごく仲良くなりました。

また、その子自体も寂しい子らしく、相手もなかなかできなくて困っていたらしいです。

そして、たまたま自分に声をかけられたので少し嬉しくなってやりとりを始めました。

その話をしていたら、さらに仲良くなって距離がすごく縮んだような感じがしてさらに嬉しくなったのですが、相手からのある一言で私の中でこんな気持ちが生まれました。

それが「電話がしたい！このアプリで」という思いでした。

電話がしたい！という想いが生まれる…。

LINEで仲の良い子だったり、会社の人と電話という経験はもちろんありました。

しかし、LINEを交換していない、まだ実際に会ったことのない人と電話でつながるという経験にすごく抵抗がありました。

けれど。

「すごく電話がしたい」と言ってくれて何か考え方が変わった気がしてこのアプリで電話をすることになりました。

そして、電話する日になって、すごくドキドキしながら、相手とメッセージ欄で電話のする日を相談しつつその時間になりました。

電話をしてつながると向こうの声が聞こえてきました。

すごく見た目よりは低い声でカッコ良い声ですごくドキッとしました。

また、向こうにも声が聴かれるということを考えるとすごく恥ずかしくなって緊張してしまいました。

電話でのやり取りが始まる…

そして電話でのやりとりがスタートしました。

話し始めたのは向こうからでした。

自分は緊張をしてしまって、何を一体話したら良いのか分からなくなってしまってどうしようかとあたふたしていたからです。

そのため、向こうが気を遣ってくれたのか話し始めてくれました。

話題はお互いが好きな服の話になって、「最近どこで服を買ったか」を話したり「どのブランドが好きでこのブランドにはこんな可愛い服があった」という会話で盛り上がりました。

緊張がほぐれてきて、自分から話をしていてお互い好きだとわかった食事の話をしました。

向こうはお肉が好きらしく、「お肉の美味しいお店に最近行った」という会話から始まり、スイーツの美味しいお店や、エスニック料理の話までできたんです。

アプリを通じて信頼できる友達ができた

しかし、お互いに次の日も忙しいということで、1時間くらいで電話は終わりました。

それから、何度もこのアプリで電話をするようになりました。

電話を続けていくと、向こうも「寂しさがとれて前向きになった」と言ってくれたり、「自分も新しい交友関係が広がって新しい知識をくれたのでとても嬉しい」という会話をしました。

徐々に距離が縮まり、信頼できる関係性になりました。

今ではLINEを交換して仲良くしているのですが、あの頃のアプリでの電話は忘れることができません。